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江戸時代の廃油利用(リサイクル)

江戸時代にリサイクルの意識が高まった

江戸時代まではゴミは近くの空地・本来ゴミを捨てる場所ではない会所地や大きな川(隅田川・神田川・日本橋川)やそれに繋がる多くの堀などに捨てられていました。

この状況を問題視した江戸幕府は、1649年に法令を定め、不法投棄を無くそうとしたが、現実的にこの問題は改善されませんでした。

そこで1655年にゴミ捨場を定めゴミ処理は収集運搬・処分の分業性になりました。

とはいえ、江戸時代はリサイクル社会と言われているように、なるべくゴミをゴミにしないシステムを構築し、現在にも活かされている古紙は「紙屑買い」と呼ばれる人が買い集め、問屋がまとめて漉き屋が再生紙として漉いていたと言われています。
他にも、多くのゴミとなってしまう物もリサイクルし利用していました。

火をおこして出る薪などの灰も「灰買い」が買い、藍染めの触媒、作物の肥料、やきものの釉薬など、多くの事に再利用され、排泄物は肥料とし「下肥え取り」が買い取っていました。生ゴミも肥料として活躍していました。

そのように行政・町人が協力をすることで、江戸の町は"塵一つない美しい町"と言われていました。

廃油のリサイクルはどうだった?

江戸時代の油サイクル 現代の油リサイクル

江戸時代には大きく工業といわれる大型機械を使用する業種はまだなく、一般的に油は食用や夜の灯りをとることに利用されていました。

この油は植物から絞って作られていて、油を絞った後にでる搾りかすは肥料として利用されていました。

その考え方は現在も新油から廃油までのリサイクル方法、製造過程によるゴミに分類される部分の再利用システムにも大きな影響を与えております。

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