飲食店開業

飲食店開業について

開業までの流れ

開業までの流れについての時期は参考程度として下さい。

  • 6ヶ月前事業内容を考え、物件を探す
    業種、来店客層、価格などを考え、お店のコンセプトを考える。
    コンセプトに合った物件を探します。
  • 5ヶ月前事業計画を立てる
    コンセプトをもとに資金繰り、収支シミュレーションを検討し、融資が必要なのかを把握します。
    ※資金繰りは開業後3ヶ月分位は余裕を持って考えます。融資等については各商工会議所等で教えて頂けます。
    この時期に従業員(アルバイト含む)の配置、動線も考えておきます。
  • 4ヶ月前資金の調達・届出時期を確認
    事業計画で算出した資金を調達します。
    各官庁へ提出時期を確認しておきます。
  • 3~2ヶ月前店舗の改修・メニュー開発
    物件を契約し、店舗イメージに合った内外装に改修を行います。
    お店のメニュー、日常的な従業員の配置を実際の物件に合わせて調整します。
  • 2ヶ月前備品の調達・求人
    お店で使用する備品、レジシステムを揃えます。
    従業(アルバイト)の募集を行います。
  • 1ヶ月前各官庁へ届出を提出・スタッフの教育・販促活動
    保健所や消防署等に諸書類を提出します。
    お店のルール、接客方法等の研修を行い、微調整、マニュアルの作成(修正)を行います。
    WEBサイトで販促を考えている方は、オープン日等の告知を行います。
    ※WEBサイトを作成する場合は早めがおススメです。
  • 2週間前販促活動
    チラシで告知する場合はオープン2週間前からが有効です。
  • 当日オープン
    無事にオープン当日を迎える事ができましても、日常的に発生するゴミ等の処理について業者との契約を忘れている場合もありますので、しっかりとした店舗運営を行います。

通常店舗運営時、忘れがち取引業者一覧

開業の各手続は初めての方には慣れていない事ばかりですので、通常店舗運営の業者選定まで手が回らない事もありますので下記表で漏れがないか確認してください。

忘れる事の少ない業者忘れがちな業者
材料の仕入れ業者廃食用油・動植物性残さ(フライかす・天ぷらかす等)の処理業者
水道、電気の契約生ゴミ、資源ゴミ、不燃ゴミ処理業者

届出書類一覧

詳細は各届出先にお問い合せ下さい。

スクロールできます
届出先必要書類対象時期
保健所食品営業許可申請全て施設完成10日ほど前まで
消防署防火管理者選任届収容辞任が30人を超える店舗営業開始まで
防火対象設備使用開始届建物、一部を新たに使用し始める場合使用開始7日前まで
内装業者が届けている場合がほとんどですが念のため確認します
火を使用する設備等の設置届火を使用する設備を設置する場所設備設置前まで
警察署深夜における酒類提供飲食店営業開始の届出バー、居酒屋等、お酒を提供する店を深夜12時以降も営業する場合開業まで
風俗営業許可申請スナック等、常に接待行為をする場合営業開始の約2ヶ月前
税務署個人事業の開廃業等届出書個人で開業する場合事業開始日から1ヶ月以内
法人設立届出書法人を設立する場合事業開始日から2ヶ月以内
消費税課税事業者届出書資本金が1,000万円以上の場合課税期間の末日まで
給与支払い事務所等の開設届出書従業員を雇う場合開業日から1ヶ月以内
青色申告承認申請書青色申告を希望する場合個人の場合:青色申告をする年の3月15日まで(1月16日以降に開業した場合は開業日から2ヶ月以内)
労働基準監督署労災保険の加入手続き従業員を雇う場合雇用した日から10日以内
公共職業安定所雇用保険の加入手続き従業員を雇う場合雇用した日から10日以内
社会保険事務所社会保険加入手続き法人:強制加入
個人:従業員5人以上の場合加入可能。従業員の2分の1以上の希望があれば加入義務
できるだけ速やかに